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■NEDIA DAY東北&第2回JSENA部会技術交換会の報告
7月10日(木)最強と言われる台風が日本を縦断する真っただ 中、NEDIADAY東北&第2回 JSENA部会技術情報交換会を 開催した。
午前中は、東北大学の大見先生 のご厚意により、東北大学未来 科学技術共同研究センターのク リーンルームの見学会を行った。
午後からはNEDIADAY東北 と第2回JSENA部会技術情報 交換会を同時開催した。
<クリーンルーム見学>
<NEDIADAY東北&第2回JSENA部会技術情報交換会>
齋藤NEDIA代表理事・会長 の挨拶から始まり、
NEDIADAY東北からは、20数年前か ら開発しているMEMSセンサ ーについて、「半導体技術による 高機能部品MEMS」の演題で東 北大学の江刺氏からの講演。現 在は量産をしているセンサーも あるとの事。
試作コインランド リーと銘打って民間企業から常 に数十名の研究者が集う、日本 最強の大学研究室と評されるだ けの内容ある講演であった。
次の講演は、日本遺伝子研究所 の中川原氏から「医療の世界と先端エレクトロニクス~医療ビ ジネスの今分析/解析装置~」 と題する講演があった。白血病 検査では日本一の実績を誇るラ ボは、DNA人工合成から分子レ ベルでの遺伝子検査までを高信 頼性、低価格で実施出来るよう に進化して来たことを分かり易 く説明された。
後半は、第2回JSENA部会 技術情報交換会。
JSENA活動報告(和田氏)から 始まり、JSENA部会の4社が プレゼンを行った。 最初は、「ウエット系製造装置用 純正交換部品のご紹介」でファ ーストゲートの土肥氏から自 社で取り扱っている商品の解 説。 今回は、プレゼンも初めての 経験と言う。そして、土肥氏 は通常、工場でポンプのオー バーホールに従事していると 言う。
「凌和電子の紹介と事業展開」 は凌和電子の板垣氏から発表。 自社で展開している電気系、メ カ系、画像処理系の実績、自社 製品の開発と修理事業と幅広く 展開している。
「設備機器の基板修理・復刻」 はパターンアート研究所の八重 樫氏。 製造中止の基板を解析し、修理 や新たに基板を復刻する事業を 行っている。
「半導体製造設備のメンテナン ス事業展開」はOMTの柴田氏。
デバイスメーカーに入りオーバ ーホールや改造、耐震固定等を 行っている。
資料の中に東北半導体メーカー の修理のニーズがあった。 最も 多いのは基板修理、搬送ロボッ トOH、ドライポンプOH、電 源ユニット修理、各種コントロ ーラ修理と続く。興味のあるデ ータであった。
最後に川添東北NEDIA代 表からの挨拶。
<交流会>
齋藤会長の挨拶に始まり、大見 先生の乾杯、そして中締めは周 藤事務局長、この間に、川添東 北NEDIA代表による、マジッ ク。
<謝辞> 台風の中、出席して頂いた、聴 講者の皆様、会場設営や受付等 を行ったNPO法人科学協力学 際センターの皆様、クリーンル ーム見学でお世話になった東北 大学未来科学技術共同研究セン ターの皆様に感謝申し上げます。
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