「第 3 回電子デバイスフォーラム京都」開催報告
「一大飛躍の時を迎えた電子デバイスの全貌を 世界に発信!!」
「次世代自動車」、「電子部品から見た最新 IoT/M2M 機器」
「次世代成長アプリとそれに搭載される電子デバイス」の
将来を徹底追求
2016 年 11 月 1 日(火)、2 日(水)に京都リサーチパーク(KRP)において「第 3 回電子デバイスフォーラム京都」を開 催しました。
「一大飛躍の時を迎えた電子デバイスの全貌を 世界に発信!!」をキャッチフレーズに、KRP 東地区 4 号 館バズホールで「基調講演」を行い、その後、西地区におい て「次世代自動車」、「電子部品から見た最新 IoT/M2M 機器」「次世代成長アプリとそれに搭載される電子デバイス」にフォーカスした講演、さらにチュートリアルとして半導体を知 りたい方のための「今さら聞けない半導体基礎講座」及び「ス マホ・ウェアラブル機器に最適な先端超小型電子部品の現状」 の電子デバイスの現在注目を集めている分野を中心とした 5 つのコースを設け、成功に向け関係者が精 力的にプログラムの策定及びプロモート活動を行い、盛況の中で開催できました。以下に開催概要を報 告します。
(1)開催概要
①開催日時:2016 年 11 月 1 日(火)10:00-2 日(水)17:00
②場所:京都リサーチパーク(KRP)
東地区 1 号館 4 階:サイエンスホール、AV 会議室
中会議室 B、C、小会議室 D、ホワイエ
KISTIC 1 階:アトリウム
KISTIC 2 階:イノベーションルーム
西地区 4 号館 B1F:バズホール
6 会場、セッション数:16、講演数:48、展示ブース
数:17、 ポスター展示:6 と昨年と同等の規模で実
施しました。
ポスター展示は、今回初めての試みとして行いました。
③基調講演の冒頭の来賓ご挨拶で、山下晃正京都府副知事、門川 大作京都市長にお言葉をいただきました。
基調講演は、京都を代表する㈱村田製作所の岩坪浩取締役常務 執行役員、電子デバイス分野の著名なスピーカーである㈱産 業タイムズ社の泉谷渉代表取締役社長、次世代自動車の開発を 進める日産自動車㈱の白土良太主任研究員の 3名に
ご講演いた だき、200 名の参加者が熱心に聴講しました。
11 月 1 日(火)の午後から 2 日(水)午前、午後にわたり、5 コースで 15 セッションの講演を行いました。
今回は、2 日(水)午後 の C-3 セッション「マーケティング」においてパネルディスカ ッション形式導入し、㈱産業タイムズ社の泉谷渉社長が司会で、 活発な議論が行われました。
④レセプションは、これまでと同様にアトリウムで 1 日 (火)17:00-18:30 に行い、盛況でした。
今回は第 3 回と京都での 本フォーラムも定着してきましたので、公益財団法人京都文化 交流コンベンションビューローの「平成 28 年度京都らしい MICE 開催支援補助制度」の助成を得て、鏡開き、舞妓の舞を実施し、大いに盛り上がりました。
主催者挨拶は、齋藤昇三代表理事・会長が行い、京都企業代表 基調講演:岩坪 ㈱村田製作所取締役常務執行役員挨拶を㈱SCREEN ホールディングスの垣内永次 代表取締役社長兼 CEO に行っていただき、その 後、齋藤昇三会長、垣内 永次社長、岩坪浩常務執 行役員、佐藤和樹 NEDIA副会長、中村孝プログラム委員
長(ローム㈱研究開発部部長)の 5 名による鏡開きを行い、 岩坪浩常務執行役員の乾杯の発声により、和やかな懇談が始まり ました。
17:30 から参加者の注目の中で舞妓さんの舞が始まり、舞の後は 舞妓さんのお酌もありお酒が進みました。最後の締めの挨拶は、 ローム㈱の西村治之本部長に行っていただき、盛況の中でレセプ ションはお開きとなりました。
⑤参加者:370 名、延セッション参加数:950 で昨年と同レベルの 参加をいただき、盛況の中で開催できました。
⑥展示参加会社・団体:11 企業・団体(すべて会員)、3 大学
(50 音順、*は昨年も参加)
・カンケンテクノ㈱、*㈱SCREEN セミコンダクターソリュー ションズ、*㈱鈴木商館、*㈱ダン・タクマ、㈱東設、㈱ネイ タス、*㈱堀場製作所、㈱メガチップス、*㈱村田製作所、*ローム㈱、*六甲電子㈱
・*大阪大学、*京都大学、*奈良先端科学技術大学院大学
今回、始めたポスター展示は以下の 6 社・団体です。
㈱インターテック販売、㈱JTB コミュニケーションデザイン、SEMI ジャパン、野村マイクロ・サイエンス㈱、リソテックジ ャパン㈱、(一社)日本電子デバイス産業協会。
(2)アンケートを実施
①フォーラムの全体的な構成について:プログラムは時流に合っ ている 43%、プログラムは全体的に満足できる 45%と合わせて、88%の多くの評価をいただきました。
②フォーラムの運営について:良い 51%、まあまあ 34%と、 まずまずの評価をいただきました。
③次回についての参加について:是非参加したい 29%、プログ ラムが良ければ参加したい 59%と、アンケートでの聞きたい テーマ等を参考にしていけば 88%の方は再び参加いただけるとの感触を得ました。
(3)次回について
今回は京都府、京都市からも来賓挨拶で継続への期待が示され、 また京都企業の協力及び期待感も強いため、第 4 回の開催について の検討を始める予定にしています。