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「材料部品部会第七回勉強会」開催報告

■「電子デバイスは2015年も生産、投資ともに上昇を続ける!!」

■「次世代自動車の将来像とカーエレクトロニクスの方向性」

■「高耐熱透明絶縁フィルムを目指すバイオポリイミドの開発」

 

  6 月 22 日(月)13:00-16:20 に御茶ノ水めっきセンター4F 会議室において「部品材料部会第七回勉強会」 を開催しました。

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 日本の電子テバイス産業を発展させる為には国内外の動向を常に把握し次世代を見据えた電子デバイ スの開発が望まれるところですので、今回の勉強会で は、三人の講師をお招きし国内外の動向、次世代の開 発プロジェクトを中心に実施しました。

プログラムとしては、まず㈱産業タイムズ社代表取締役社長の泉谷渉氏に「電子デバイスは 2015 年も生産、投資ともに上昇を続ける!!」~~国内でも大型 工場計画が順次浮上~~と題し、電子デバイス産業の現状は生産・投資とも上向きで、具体的な投資も 計画されているとの明るい話がありました。

続いて、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)電子・材料・ナノテクノロ ジー部の荒井利晃氏から「次世代自動車の将来像とカーエレクトロニクスの方向性」~技術ロードマッ プとギャップ分析について~と題し、NEDO で進めている調査事業の成果についての講演がありました。

最後は、北陸先端科学技術大学院大学准教授の金子達雄氏から「高耐熱透明絶縁フィルムを目指すバ イオポイミドの開発」と題し、石油資源に頼らない再生可能なバイオプラスチックの利用が必須である が、耐熱温度が低い等の難点があり、それを解決する新しいバイオポリイミドの研究・開発成果につい て講演いただきました。

参加者も市場動向、ロードマップの考え方、具体的な材料の開発についての講演で、幅広く知識を得られたと思われます。