「第 7 回装置・保守部会技術情報交換会」開催報告
200mm 以下装置の延命化対策、性能向上、保全に対してのリクエストと対策
~言いたい事を徹底的に!そして業績向上!!~
理事、装置・保守部会長 和田 悟
第7回装置・保守部会技術情報交換会を開催しました。
日時:2015 年 10 月 2 日(金)13:30~17:00
場所:新大阪丸ビル新館 711 号
費用:NEDIA 会員:1,000 円、一般:3,000 円
※1,000 円は資料代 スポンサー:ファーストゲート(株)、六甲電子(株)
参加者:42 名(装置・保守部会:31 名、NEDIA:8 名、一般:3 名)
□200mm 以下装置の延命化対策、性能向上、保全に対してのリクエストと対策
~言いたい事を徹底的に!そして業績向上!!~
13:30~本日のプログラム&開会の挨拶
和田悟氏/NEDIA 理事、装置・保守部会長、関西 NEDIA 副代表、セミリンクス代表
2014 年度は JSENA 部会を知って頂くために東北・九州で合同で開催した。
2015 年度は最初に発表者が発表をし、その後参加者と発表者との個別打合せを実施し、お互いの業務 が実行出来る様に業績に反映できる様な形で開催している。これにより、従来以上に会員間の情報交 換が密にでき業績に発展出来れば幸いです。
13:45~ 流量コントローラ・レトロフィットによる CMP 装置スラリー削減 | |
CMP のスラリーの供給をコリオリ式流量コントローラーに変更することにより、発泡に強く、レスポンスが早くなる事で、 スラリーを削減できた。 海外では多くの実績があるが、日本ではあまり知られていない ので、現在、プレゼン等を行い、拡販を開始している。 数社が興味を持ち採用されてきました。 |
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14:05~ SiC ウェーハの研削・研磨・洗浄技術
SiC の研磨工程をグラインド研磨に変える事により加工時間 が 1/3~1/12 と大幅に削減できた。 SiC ウエーハを CMP 装置で化学機械研磨すると表面粗さは向 上した。 また洗浄では、パーティクル数が大幅に減少し、金属汚染も大 幅に減少した。 |
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14:25~ 住友ゴムの高減衰ゴム技術
地震対策として開発した高減衰ゴムの販売を開始した。 振動のエネルギーを熱に変え減衰するゴムである。 建屋でのシミュレーションや模型で良い結果が出ている。 今後は装置への採用が可能かを見ていく。 |
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14:45~ 半導体のワンオフ生産ビジネス事業化の進捗 | |
NEDIA で新事業創生員会が発足している。 この委員会は、NEDIA における新事業を検討している。 ここでは、1チップ 3 万円、生産能力として 5 分間で 1 個のデ バイスを製造するファンドリーを提案している。 前回は仙台で開催したが、今回は、より具体的な内容で報告を 行った。 |
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15:20~ The Challenge to the control device | |
JEITA 生産技術専門委員会との情報交換会で PLC の話が出たため、今回、PLC でのリプレイス等を含み、事例を主に挙 げ説明をした。 |
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15:40~ 200mmm 以下半導体工場の長期利用に 向けた NEDIA への期待 | |
NEDIA 会員へメンテを依頼する事により、修繕費の削減がで きた。 今後、望む事は、サードパーティへの技術伝承。 そして製造設備以外に、建屋や施設の老朽化が今後の課題と してある。 |
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16:00~ 発表会社との個別打合せ&名刺交換
1.ファーストゲート(株) 2.六甲電子(株) 3.翔星(株) 4.NEDIA 新事業創生委員会 5.テクノアシスト(株) 6.リコー電子デバイス(株) |
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~17:00 閉会 |
■装置・保守部会交流会
~発表者との情報交換、参加者同士の情報交換の場として交流会を開催~
時間:18:00~ 費用:5,000 円
場所:光のしずく 新大阪店
参加者:37 名(装置・保守部会:28 名、NEDIA:6 名、一般:3 名)
■発表資料について 当日、発表した全てのプレゼン資料を、発表会社の了解を得て、装置・材料部会の HP でリンクしています。
■謝辞
受付には㈱インターテックの田中様、日総工産㈱の高橋様に行って頂き、交流会等については㈱リ コー電子デバイスの藤川様、山本様に準備、進行等を行って頂きました、この場を借りて御礼申し上げます。