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「第 9 回アクションセミナー」開催報告

提案型モノ造りのためのモノの見方「商品開発/発想の遊び」

          ~ デザイン的な視点と考え方について ~

 

 NEDIA 企画委員会では、会員様向けに、タイムリー、かつ役立つ業界情報を提供し、会員様の価値向上を図るべく、アクションセミナーを企画し連続的に開催をしています。

 第 8 回まで、自動車、パワーデバイス関係及び半導体業界・製造装置業界の動向、入門半導体講座 等について開催してきましたが、今回は趣向を変えて、提案型モノ造りのためのモノの見方をテー マにしての講演を企画しました。

開催日時:2016 年 6 月 23 日(水)   17:00~18:30

開催場所:UT グループ株式会社  セミナールーム

16:30~       受付開始

17:00~18:30   セミナー

テーマ:提案型モノ造りのためのモノの見方

「商品開発/発想の遊び」  デザイン的な視点と考え方について

講師:柳澤    和典  氏 (元 ㈱日立製作所 デザイン本部)

  人とモノ、モノとモノが密着せず、その間に適度な間合いで自由に動きうる余裕を「遊び」とい い、この遊びにより、人とモノが固まるか、円滑に活性するか、逆転の遊び車をつかうかが、重要 な発想に成るということで、「商品開発」に「発想の遊び」が重要であると述べられ、自身の㈱日 立製作所デザイン本部での具体的な事例も含めて詳細に説明いただきました。

 NEDIA の研究技術者に対して、デザイン的な感覚を持ち、研究技術にデザイン的視点を加味し、 商品性価値の完成度を高めることを提案いただきました。また、縁を大切に尊重しさらに他の縁に つながるのが重要で、NEDIA の出会いが良い結果を生み、縁が縁を呼んで、さらに活性発展するこ とを祈念するとの言葉もありました。

 最後に、21 世紀の商品イメージ構築素材テーマの活用、人の 観察等で開発ネタを自由に発想、遊び心感覚による雑学の発想が重要と述べられました。