案内記事>> 出典:NEDIA通信No.02
■関西 NEDIA キックオフ記者会見、
関西 NEDIA キックオフ・セミナー及び懇親会を開催
2013年 11 月 20 日に京都駅 から南へ徒歩 10~15 分の場所にある京都テルサで 、関西 NEDIA キックオフ記者会見、 関西 NEDIA キックオフ・セミ ナー、関西 NEDIA キックオフ・懇親会を開催しました。参加者は 106 名と会場は満席となり盛況に行われた。
13 時から記者会見を開催し、NEDIAから、齋藤会長、泉谷副会長、南部関西 NEDIA代表 が記者会見をおこなった。 13 時 30 分に記者会見が終了。 その後、各記者とより具体的な質疑応答があった。
京都新聞のホームページで関西NEDIAキックオフ・セミナーの記事が掲載された。
京都新聞:『「電子デバイス協」京に拠点 成長事業創出促す』
URL:http://kyoto-np.jp/economy/article/20131120000155
14 時から第 1 部関西 NEDIA キックオフ・セミナーが開催された。
司会は産業タイムズ社代表取締役社長、NEDIA副会長の泉谷渉氏。
最初は、近畿経済産業局地域 経済部次世代産業課長の西野聡 氏が「関西のエレクトロニクス・エネルギー技術分野のポテンシャルと近畿経済産業局の取り組み」についての講演であった。
関西には、電子部品、医療、自動車部品、多くの業種が集まりバランスが良い。
また、スパコンやスプリング8?も利用が多くなっている。
グリーンデバイス、エネルギー、ベンチャー企業等で予算を立て研究開発のプロジェクトを計画 している。
次に、ソニー業務執行役 SVP デバイスソリューション事業本部イメージセンサ事業部長の上田康弘氏から「世界トップシェアを持つソニーのCMOS センサーの事業戦略」。
上田氏曰く「弊社の自慢話を 中心に講演します」であった。
講演は、センサー事業の紹介、イメージセンサーの歴史、今後の戦略の 3 つに分けて話をされた。自社の製品に自信を持っている、また「自慢話」でもある。記憶に残った話として、「自社のセンサーが、何故世界シェアが高いのか分からない」 「お客様と会話をする事で次の事が出来る」昔のセミナーは「自慢」大会でもあった様な気もする。
上田氏は、自社の若者に教育をするそうだ。教育では「弾けろ枠にとらわれるな」と言うそうだ。
また、自ら発案できる若者を育てたいと言う。
中国の経営者と話した時にその方は「10 年前は 28 人で起業、 今は 1 万人いる」と言われた時に上田氏は「ソニーは 10 年間に 変わったか」と思ったそうだ。 今後、「経営品質の向上」が経営者に必要であると締めた。
最後に、東芝常任顧問・前副社長の NEDIA 会長齋藤省三氏から
「日本の電子デバイス産業の将来性と東芝の半導体戦略」について講演した。
データーセンターは今後フラッシュに置き換わるから講演が始まった。
現在、半導体シェアは北米が一番になっているが、日本は下落している。北米や欧州は政府や地方は巨額な補助金を出している。北米は、海外に出した製造を、今は国内に戻している。そして 国がプロジェクトを設立している。日本は・・・・。
現在の半導体は二つの問題がある。一つは、物理的限界に近付いている。19nm の配線の場合、電子の個数が 100~200 個 になる為である。もう一つはコストの問題がある。三次元半導体等の別の方法が必要な時になっている。
17 時 30 分から第 2 部関西 NEDIA キックオフ・懇親会が開催された。司会はアセット・ウィッツ代表取締役、関西 NEDIA 代表の南部修太郎氏から行った。