電子デバイス産業の川上から川下に亘る横断的戦略組織

装置・保守部会 活動方針

出展:NEDIAマガジンNo.05(2015.06.30)

装置・保守部会 活動方針

(旧JSENA部会)

装置・保守部会長

セミリンクス 代表

和田 悟

 

過去からの経緯

 日本の半導体業界の発展に寄与するため、2003年7月に任意団体日本半導体エンジニアリングネットワーク協会(略称:JSENA)を半導体製造装置のメンテナンス会社15社で設立しました。目的は、メンテナンス会社の認知度の向上、ネットワークの構築、相互交流の活性化です。

 2006年10月には、社会的信用を得るためにJSENAは、NPO法人としました。

 その後、一般社団法人日本デバイス産業協会(略称:NEDIA)の設立にあたって、NPO法人JSENAも合流し、JESENA部会として、新たに活動を開始しました。

 2015年4月に部会の活動内容に沿った「装置・保守部会」とし名称を変更しました。

 

2014年度の活動状況

 JSENA部会の催事については、実行委員会(12名が参画)で催事の内容を検討し、開催してきました。

 2014年度はNEDIA会員に「JSENA部会を知って頂こう」をテーマに、東北NEDIAや九州NEDIAやJSENA単独で各地で活動してきました。

 具体的には、仙台で「NEDIA Day 東北&第2回JSENA部会技術情報交換会」&「クリーンルーム見学会」、大阪で「第3回JSENA部会技術情報交換会」&「電気回路教室」、東京で「第4回JSENA部会技術情報交換会」、熊本で「NEDIA Day 九州くまもと&第4回くまもと未来テクノカフェ&第5回JSENA部会技術情報交換会」&「JSENA会員工場見学会」を開催しました。

 4つの催事の参加者は、JSENA部会は107名、NEDIA会員は61名、会員外は64名となり、合計232名と多くの方々にJSENA部会の内容と会員の活動を聞いていただきました。

 

2015年度の活動に向けて

 2015年度から、「装置・保守部会」となり、実行委員会では、前期の「JSENA部会を知って頂こう」から、「NEDIA、装置・保守部会に参加してよかった」そして「仕事に結び付く」事が出来る様な催事に開催していくことにしました。

  

 基本的には「技術情報交換会」を軸として、装置・保守部会が参画している会員が、参加しやすいようにする為、前期と同様に東北、関東、関西、九州の各地で開催します。

 「技術情報交換会」では、(一社)電子情報技術産業協会(JEITA)の生産技術専門委員会との共同開催を検討しています。ここでは200μm以下の装置の延命化を検討していきます。そして、NEDIAとJEITAで新しい仕事が出来ればよいと思います。

 また、NEDIA会員に入会している「装置・保守メーカー」や「製造装置を使用しているデバイスメーカー」も技術情報交換会で発表をして頂けるように取り組みたいと思います。

 また、JSENA発足時の目的と同様に、ネットワークの構築相互交流を実施していきます。

 技術情報交換会とは、別に装置・保守部会に参画している会社で何が出来るのかを、まとめた「装置・保守部会ガイドブック」を製作します。

 この「装置・保守部会ガイドブック」は、JSENAの催事等でNEDIA会員や会員外へ販売していきます。

 

おわりに

 活動内容にあった部会名になり、この機会に装置・保守部会への参画をお願い致します。また、実行委員会はいろいろな催事を企画しますが、こういった催事を利用して会員間・一般企業との情報交換や仕事の協業等につながればと思います。

【問合せ先】

(一社)日本電子デバイス産業協会

装置・保守部会

TEL: 03-5823-4465    FAX: 03-5823-4475

HP:http://www.jsena.org    E-mail: wada@semilinks.com (和田)


PAGETOP